にんじんは皮ごと・油と一緒に。色が教えてくれること

オレンジ色の正体、皮のむき方、生と加熱。毎日使えるにんじんの基本をまとめました。

目次
  1. あのオレンジ色が“うれしい”理由
  2. 皮は薄く。油と合わせるとなおよし
  3. 生で? 加熱で? にんじんの使い分け
  4. 選び方と、長持ちさせる保存
  5. オフィスでの手軽な取り入れ方
  6. よくある質問

料理の彩りに欠かせないにんじん。一年を通して手に入り、常備している家庭も多い、頼れる万能野菜です。

煮ても焼いても生でもおいしく、和洋中どんな料理にもなじみます。あの鮮やかなオレンジ色には、ちゃんと意味があります。

目次

あのオレンジ色が“うれしい”理由

にんじんのオレンジ色は、β-カロテンという色素の色です。色が濃いにんじんほど、この成分を多く含む傾向があります。緑黄色野菜の代表として料理に取り入れやすく、加熱しても色があせにくいので、彩りの面でも頼れる存在です。

鮮やかな色は、料理全体の印象を明るくしてくれます。お弁当やサラダに少し加えるだけで、見た目がぐっとよくなるのもにんじんの魅力。同じく彩り担当のトマトと組み合わせると、食卓がいっそう華やぎます。

皮は薄く。油と合わせるとなおよし

にんじんは、皮のすぐ下に香りと栄養が集まっています。厚くむいてしまうと、そのおいしい部分まで捨てることに。よく洗って、ごく薄くむくか、皮ごと使うのがおすすめです。泥つきのものは、たわしでこすればきれいになります。

にんじんは油との相性がよい野菜です。きんぴらや炒めもの、オイルを使ったドレッシング、バターやオリーブオイルで軽くソテーするなど、油と組み合わせて調理すると、風味が豊かになりコクも出ます。

生で? 加熱で? にんじんの使い分け

生のにんじんは、シャキシャキした食感が持ち味。せん切りにしてサラダやラペ(フランス風のにんじんサラダ)にすると、さっぱり食べられます。加熱すると甘みが増し、やわらかく口当たりよくなります。

にんじんの使い分け
生で食べる加熱して食べる
食感シャキシャキやわらかく、甘い
向く料理サラダ・ラペ・スティックきんぴら・煮物・スープ・炒めもの
ひと工夫ドレッシングの油と合わせて油で軽く炒めてから煮ると風味アップ

選び方と、長持ちさせる保存

色でわかる、にんじんの選び方

買うときにチェックしたいポイント
  • 色が濃く、表面がなめらかでハリがある
  • 軸(葉の付け根)の切り口が小さく、黒ずんでいない
  • ひげ根や表面のデコボコが少ない
  • 持つとかたく、しっかりしている
  • 葉つきの場合、葉がいきいきと緑色

立てて保存で長持ち

にんじんは湿気と乾燥のどちらにも弱い野菜です。葉つきの場合は、栄養が葉に取られないよう、まず葉を切り落とします。水気をよく拭き取ってから、1本ずつ新聞紙やペーパーで包み、ポリ袋に入れて立てて冷蔵庫の野菜室で保存します。立てて保存するのは、畑で育っていたときと同じ向きにするため。横に寝かせるより長持ちします。

オフィスでの手軽な取り入れ方

乾燥にんじんを常備しておくと、汁ものやスープにひとつまみ足すだけで、彩りと野菜を手軽に補えます。お湯で戻るので、火を使わずオフィスの給湯室でも一品作れます。戻し方のコツは乾燥野菜の戻し方をどうぞ。

色が鮮やかなにんじんは、少量でも料理の見栄えを引き上げてくれる頼れる常備野菜。デスクワークが続くと野菜は不足しがちなので(世代別・職種別の野菜摂取量マップ参照)、常温で日持ちする乾燥タイプを買い置きしておくと安心です。

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よくある質問

Q. にんじんの皮はむくべきですか?
A. むかなくても大丈夫です。皮のすぐ下に香りと栄養があるので、よく洗って皮ごと、または薄くむく程度がおすすめ。泥つきはたわしでこすればきれいになります。
Q. 生で毎日食べても大丈夫?
A. 日々の食事に取り入れるぶんには問題ありません。生はサラダ、加熱は煮物や炒めもの、と料理を変えると飽きずに続けられます。
Q. 乾燥にんじんはどう使いますか?
A. 味噌汁やスープにそのまま入れれば、お湯で戻って具になります。炊き込みご飯や煮物にも使え、常温で日持ちするので買い置きに便利です。
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